ハンセン病の家族補償法成立したので気になって調べてみた
ん?ハンセン病って?
真っ先に思い出したのが、映画の「あん」に出した。
樹木希林が元ハンセン病患者を演じていた映画です。
終盤にかけてハンセン病の生い立ちや偏見などのシーン出てきて・・・いろいろ考えさせる映画でした。
刑務所から出所したのち、どら焼き屋「どら春」の雇われ店長となった千太郎の店に、徳江(樹木希林)という女性がやって来る。
その店で働くことを強く希望した徳江を千太郎は採用。徳江が作る粒あんが評判となり、店は大繁盛。
そんな中徳江は、つぶれたどら焼きをもらいに来ていた女子中学生のワカナと親しくなる。ところがある日、かつて徳江がハンセン病を患っていたことが近所に知れ渡り……。
引用元:シネマトゥデイ
興味のある方は見て下さい。
映画だけじゃあ詳しいことはよく分らんので・・・Wikipediaでも調べて見ました。
ハンセン病(Wikipedia引用)
ハンセン病(ハンセンびょう、Hansen’s disease, Leprosy)は、抗酸菌の一種であるらい菌 (Mycobacterium leprae) の皮膚のマクロファージ内寄生および末梢神経細胞内寄生によって引き起こされる感染症である。
病名は、1873年にらい菌を発見したノルウェーの医師、アルマウェル・ハンセンに由来する。かつての日本では「癩(らい)」、「癩病」、「らい病」とも呼ばれていたが、それらを差別的に感じる人も多く、歴史的な文脈以外での使用は避けられるのが一般的である。
その理由は、「医療や病気への理解が乏しい時代に、その外見や感染への恐怖心などから、患者への過剰な差別が生じた時に使われた呼称である」ためで、それに関連する映画なども作成されている。
感染経路は、らい菌の経鼻・経気道よりのものが主であるが、他系統も存在する(感染経路の項にて後述)。
らい菌の感染力は非常に低く、治療法も確立した現状では、重篤な後遺症を残すことや感染源になることは無いものの、適切な治療を受けない・受けられない場合、皮膚に重度の病変が生じ、他者へ感染することもある。
2016年のWHOによる統計では、世界におけるハンセン病の新規患者総数は、年間約21万人である。一方、日本の新規患者数は年間で0〜1人に抑制され、現在では極めて稀な疾病となっている。
引用元:Wikipedia
っとハンセン病な関して、一通り読んでみて・・・
あれだな・・・花の慶次に出ていた大谷吉継の事だな( ^ω^)
ハンセン病=らい病の事と分かりました。
この人の事だな・・・うんうん
興味のある方は花の慶次という漫画を読んでください。

そして日本のハンセン病問題というのもWikipediaにあったので一通り読んでみました。
日本のハンセン病問題(Wikipedia引用)
断種・優生政策
光田健輔は、1915年(大正4年)にはじめて、入所患者の結婚の条件として、精管結紮術、卵管結紮術により、強制的な不妊手術・断種を行った。
光田が最初に行ったのは希望者がほとんどで、一名ほど強要があった。
これは日本における優生政策の一環として行われたものである。
しかしこれが、療養所の不文律となってきた。妊婦に対しては強制的な人工妊娠中絶が行われた。
1940年(昭和15年)に国民優生法、1948年(昭和23年)に優生保護法が成立。
後者において、ハンセン病は遺伝疾患でないにもかかわらず適用疾患と規定され、強制的な人工妊娠中絶が行われた。
なお、違法な強制人工妊娠中絶が横行し、患者が出産した新生児を職員が殺害したとする証言から次々に実態が明らかになりつつある。
しかし、依然として謎の部分も多い。
このときの胎児や新生児の遺体とみられる標本が全国に115体保存されていることが厚生労働省により設置された第三者機関、「ハンセン病問題検証会議」によって2005年(平成17年)1月27日に報告され、検証作業が提議されている。
なお、1996年(平成8年)の法改正により、題名が母体保護法となり、ハンセン病は適用疾患から除外された。
現代の状況
1996年(平成8年)4月1日に施行された「らい予防法の廃止に関する法律」により、「らい予防法」は1907年(明治40年)に制定されてから89年後に廃止された。
ハンセン病患者は、一般の病院や診療所において健康保険で診療できるようになった。
近年は、ハンセン病に対する理解とハンセン病患者に対する国民の意識が変わり、ハンセン病患者やその家族に対する差別は緩和されてきた。
しかしその一方で、ハンセン病元患者のホテルへの宿泊を拒否するなどの事件が、その後も度々起きており差別が完全になくなったわけではない。
元患者が金沢市内のホテルで宿泊を断られた報道があり、石川県が(平成13年)7月5日付けで、「ハンセン病は『伝染性の疾病』には該当しません」という内容の通達を出したことがある。
2003年(平成15年)11月には、療養所入所者のアイレディース宮殿黒川温泉ホテルへの宿泊が拒否された問題(ハンセン病元患者宿泊拒否事件)に対しても、療養所や旅館・ホテルを所轄する厚生労働省は、「ハンセン病について旅館業法第5条第1号及び公衆浴場法第4条にいう『伝染性の疾病』には該当しません」と明記した通達を出した。
引用元:Wikipedia
っと分かった事は、現在日本では、ほぼ新規らい病患者はいないみたいです。
もともと感染力が非常に弱く、人にはめったに移らない病なのに偏見やらい病への恐怖で患者を隔離したり、去勢したりかなりひどい仕打ちを国はしていたようです。
国がやってしまった事を考えると・・・
正直、最大180万円を補償なんてかなり安い金額だと思いましたが・・・
ハンセン病患者さんからすると、国が非を認め謝罪した事に重要性があるのかと感じました。
コメントを残す