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封神演義|藤崎竜
藤崎竜作の封神演義を久しぶり読んでみたら、凄く面白かったので紹介したいと思います。
封神演義は集英社「週刊少年ジャンプ」で1996年~2000年まで連載されてた漫画です。
安能 務さんの小説「封神演義」が原作です。
とりあえず、
封神演義のあらすじ(Wikipedia)
今から3000年前の古代中国、殷の王朝時代。
第30代皇帝紂王は文武共に優れた名君であった。
しかし邪心を持つ仙女の妲己を皇后に迎えて以来、彼女の怪しい術に惑わされ、かつての賢君は見る影も無い抜け殻になった。
悪政を続ける紂王と妲己によって国は乱れに乱れた。
そこで仙人界崑崙山の教主元始天尊は悪の仙道を神界に封じ込め、革命による新たな王朝を作る計画「封神計画」を弟子の太公望に実行させる。
太公望は妲己という強大な敵に立ち向かうため、持ち前の頭脳と人を惹き付ける人格で仲間達を集め、宝貝という仙界の道具を使い、共に封神計画を進めていく。
そして紆余曲折ありながらも順調に進む封神計画の中、新たな事実が次々と判明していく。
引用元:Wikipedia
っという感じです。
ざっくり説明すると、
3000年前の中国の古典怪奇小説が題材の漫画で、
「仙人」と「人間」がいる世界の話で、
主人公の「太公望」は、元々は人間だったが仙人会にスカウトされ仙人となり、
邪心を持つ仙女の「妲己」から人間界を守るために、
「宝貝という仙界の道具」を駆使して戦う物語です。
歴史的要素が強そうな感じの漫画に思えますが・・・
実際はただのギャグコメディ漫画です。
封神演義の面白さ
出てくるキャラクターが個性豊かで、
それぞれ特殊な宝貝という武器を持っています。
まぁ、恐ろしい種類の武器が出てきます。
その一つ一つに、ちゃんと特徴があります。
後、主人公が弱いちぃのが魅力の一つだと思います。
主人公の太公望は基本戦闘能力が低く、弱いです。
他力本願な感じです。
ピエロ的な主人公ですが・・・
頭脳戦・心理戦を駆使して、強靭な敵を次々に倒します。
その弱い奴が、強い敵を倒すさまが面白さの一つだと思います。
封神演義は勉強になる!
封神演義を読めば、古代中国の文化を感じることができます。
「酒池肉林」といった言葉の成り立ちや、「羌族」という昔いた民族や、 「殷王朝」という古代王朝の話や、「伏羲」、「女媧」という古代中国においての「最初の人」という中国の神話の物語を漫画で読むことができます。
ツル
封神演義は2018年に再アニメ化された
「覇穹 封神演義」という名前で再アニメ化されたようです。
再アニメ化されるぐらい、根強い人気が未だにあるようです。
ただWikipediaを読んでみると、かなり酷い出来の様です(;’∀’)
原作の中盤にあたる「仙界大戦」を中心にすることが明言されている。
「仙界伝」の続きという形ではなく、原作冒頭から開始という形を取っているため、それにより物語序盤から中盤(仙界大戦)に移る部分で展開速度のペースを上げている。
その関係上、仙界大戦に影響する人物を中心にしており、アバンでは物語のかなり先の話の1シーンが描かれ、仙界大戦以前の物語自体も大幅にカットする構成を取っている(「覇穹」においては7話より仙界大戦に入る)。
そのため、原作と比較して時系列の前後関係に矛盾する点が数多く存在する。
作画や仙界大戦のみ原作に近い進行をするが、前半を大幅にカットした為に中心人物が登場しない、ほぼ全てのキャラクターが原作を知らない人には全くわからない状況になるなど、そもそもの構成が破綻しており、最終回に於いても物語中の伏線をほぼ解決出来ずに終わってしまっている。
引用元:Wikipedia
ツル
封神演義 外伝が最近、発表された
2018年の春に「週刊ヤングジャンプ」にて、18年ぶりに封神演義の新作がでました。
本編の続編として描かれており、短編ですが奇麗に内容もまとまってあり、凄く面白かったです。
何より子供の時に読んでいた漫画の新作を改めて読める喜びで凄くウキウキしながら読みました。
めっちゃ面白かったので、知らない方は買って読んでみて下さい。
封神演義のまとめ
藤崎竜さんの原作だけあって、非常にコミカルに描かれており笑いながら読み進めることのできる漫画だと思います。
古代中国の勉強にもなります。
2018年に封神演義外伝刊行、再アニメ化もされ、再び注目されている封神演義を興味のある方は読んでみて下さい。
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