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震災ボランティアに行った時の話
2016年、熊本地震が起き
大分県に住んでたオレも凄い揺れで目が覚めました。
とにかく家が揺れ、「ド―――ン」という低い音が毎日のようにしてました。
幸いなことにオレが住んでいた地域には、あまり被害がなかったです。
熊本地震が起きてから、1か月ほどして落ち着いて来たので、
2週間ほど震災ボランティアに行きました。
大分県の竹田市
竹田市社協がベースキャンプを設立していたので、
そこに行き、災害保険や氏名などを登録して、
集まった数十名のボランティアの人たちとともに、
バスに乗り込み、「南阿蘇村」に、ほぼ毎日(2週間)行きました。
竹田市はボランティアに凄い優しくて、無料の炊き出しや体育館を解放してくれて、そこでの寝泊まりまで許可してくれてました。
竹田市は昔、水害でボランティアの人たちに助けてもらった事があるらしく、
その経験が今回のベースキャンプの設置や運営に生かされたようです。
本当に素晴らしい街と思いました。
バスで南阿蘇村に
竹田ベースキャンプ(旧萩町役場)から出て、約1時間ほどで
南阿蘇村についてから、
ボランティア募集の一覧前で、どれに行くか
挙手していく、
毎日違う場所での作業でした。

地割れの跡・・・
土砂崩れで流れしまった家々、
1階が潰れてしまったアパート
自分が思っていた以上の被害に、ショックで
震災ボランティアで5キロ体重が落ちました。
特に、1階が潰れてしまったアパートでは、
大学生が入学してすぐに、被害に合い亡くなったと聞き
かなり、きつかったです。
震災ボランティアに行くと、
よく世界観が変わるよとか聞くけど
世界観というか人生観が変わるような気がしました。
震災ボランティアの仕事
主に瓦礫の撤去や、掃除に土嚢づくり、屋根にブルーシート張りをしました。
危険なものも多いので、厚手の手袋に長靴は必須だと思います。
毎日結構な熱さだったので、水もしっかり持っていたほうが良いと思います。
現地の事を聞く
現地の方と一緒に作業するので、
生の声を聴くことができます。
聞くと結構ショックなことも多いです。
大学生のアパートに空き巣に入って、テレビ盗んで、のちに返しに行き逮捕された30代の男性や、
体育館に避難してる方が、着替えていると上から覗くおじさんが居たりと・・・
特に性犯罪系は注意と張り紙もされてました。
日本人は、災害が起きても暴動や犯罪が起きないと言って賞賛されていると言われてたけど実際はそんなことありませんでした。
出会う人、みんなが優しく感じる
ボランティアに来ている方
災害を受けて家が被災された方
社協の方々
兎に角、みんないい人でした。
震災ボランティアに行って思う事
ボランティアに来てる方々も色んな人がいて、
兎に角、いろんな経験ができました。
震災はどこかで毎年起きているので、
いつか自分にも降りかかるかもしれないという事を忘れずに
生きたいと思いました。
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